外傷 (交通事故)

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歯のケガの種類

歯のケガは、2種類に分けることが出来ます。
1つは、割れたり折れたりする、破折性の外傷
もう1つは歯が抜けそうになる、脱臼性の外傷です。
目で見えるケガとそうでないケガがありますので、歯やお口の付近を打撲したら、歯に異常を感じなくても診察が必要です。

破折性の外傷

脱臼性の外傷

歯のケガの治療法

歯のケガは、早く処置すればするほど予後が良いです。
比較的多い歯冠破折と脱落の治療例を説明します。

歯冠破折の治療例 その1

術前

8歳のお子さんの歯が怪我で折れ、歯の神経(歯髄)が露出していましたが、歯髄は生きていました。

術後

見えていた歯髄の表層をとり(断髄し)、歯髄の傷が治りやすい薬で傷口を保護しました。その後、折れた破折片を、修復材にて元の歯に接着しました。

歯冠破折の治療例 その2

術前

9歳の少年の前歯が怪我で2本折れました。歯の神経(歯髄)が露出していましたが、歯髄は生きています。

術後

見えていた歯髄の表層をとり(断髄し)、歯髄の傷が治りやすい薬で傷口を保護しました。その後、修復材にて元の形に修復しました。

歯牙脱落の治療例

怪我で抜けた歯が助かるかどうかは、歯についている歯根膜が生きているかどうかにかかっています。
歯根膜は乾燥に弱いので、すぐに以下のどちらかに保存することが重要です。

抜けた歯の歯根膜を生かしておくには、身近な保存液としては牛乳が適しています。牛乳は約6時間歯根膜を生かしておくことができます。
適切な保存液がない場合、口の中(唾液)に保存するのがいいと思います。そして、できるだけ早く歯医者さんに行きましょう。

交通事故による歯のケガについて

各種保険取り扱っています。保険会社とは、当院スタッフが直接お話をしますので、まずはご来院いただき、ご相談ください。

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