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  • なぜ歯周病は起きるの?

    検診, プラーク, 中・高年期, 歯周病

    5月後半のこの季節はとても過ごしやすいですね、これからやってくる湿気が多い梅雨や熱射病が起こる真夏がこなければいいのにと思います。みなさまはどうお過ごしでしょうか?

     

    ●今回も歯周病の続きをお話ししておきましょう。

     

    歯周病の原因は、口の中の環境に原因がある場合と、他の病気や全身の状態が関連している状態とに分けられます。口の中の環境の原因は、プラークと呼ばれる口の中の細菌とその細菌が出した物によって作られる汚れです(食べかすではありません)。

     

    プラークは歯垢や歯苔(したい)とも呼ばれ、1mg中に1億個以上の細菌が含まれています。プラークは歯の表面にこびりついており、うがいでは取り除けません。また、プラークが固まって歯石ができると、歯石の表面には多数の穴が空いているためプラークがさらに付着しやすく、歯磨きの妨げになります。

     

    歯周病はこのプラークが歯と歯ぐきの境目に付くことから始まります。そして、炎症が起こると歯ぐきが赤く腫れあがり、出血しやすくなります。また、歯と歯ぐきの間に、歯周ポケットと呼ばれる深い溝ができます。さらに歯周病がひどくなると、歯と歯の周りにある組織との連結部が破壊され、歯を支えている顎の骨も溶けていきます。すると、歯がグラグラと揺れ始め、食べ物が噛みにくくなったり、噛んだときに痛みがでることもあります。重症になると歯ぐきが腫れて膿んだり、痛みが激しくなったりして、歯ぐきからの出血や口臭もひどくなり、放っておくと歯を抜かなければならなくなることがあります。

     

    他にも、口は消化器官の一部として全身とつながっていますので、糖尿病、心臓病、呼吸器の病気など、全身の病気や健康状態の影響を受けることがあります。また、歯周病は生活習慣病なので、普段の食生活、歯磨きの習慣、喫煙などとも関連があります。

     

    何度も繰り返し言いますが、歯医者さんで定期的にお口をクリーニングしてもらいましょう、当院では毎日、優秀な歯科衛生士が活躍しています。

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