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2025-05-20 2026-07-27

子ども

小児歯科

赤ちゃんの歯磨きはいつから?10ヶ月で嫌がる理由と仕上げ磨き・フッ素の始め方

赤ちゃんに最初の歯が生えると、「いつから歯ブラシを使うの?」「10ヶ月の子どもが泣いて嫌がるけれど、無理に磨くべき?」と迷う保護者の方も多いでしょう。

赤ちゃんの歯磨きは、乳歯が生え始めたら、お口を触られることに慣れる練習から始めます。最初はガーゼやコットンで歯に触れ、少しずつ乳児用の歯ブラシへ移行します。歯ブラシに慣れてきたら、フッ化物配合歯磨剤を米粒程度使用し、就寝前を含めて1日2回磨くことが現在の推奨です。

赤ちゃんが歯磨きを嫌がるのは、歯ブラシの感触に慣れていない、毛先が歯ぐきや上唇小帯に当たって痛い、眠い・空腹など、さまざまな理由が考えられます。泣くことだけを問題にするのではなく、痛みや不快感を減らし、短時間から慣らしていくことが大切です。

この記事では、赤ちゃんの歯磨きを始める時期、10ヶ月・1歳頃に嫌がる理由、仕上げ磨きの姿勢、歯ブラシとフッ化物配合歯磨剤の選び方を、尼崎市のクスノセ歯科医院が解説します。

尼崎で赤ちゃんの歯磨きにお悩みの方へ

仕上げ磨きの姿勢や力加減を
一緒に確認しませんか?

「歯ブラシを入れると泣く」「上の前歯をうまく磨けない」「フッ素の量が分からない」など、赤ちゃんの歯磨きに関するご相談を受け付けています。お子様のお口に合わせて、無理のない磨き方をご案内します。

阪神尼崎駅から徒歩10分
キッズルーム完備
医院前に駐車場4台

目次

  1. 赤ちゃんの歯磨きはいつから始める?
  2. 月齢・発達に合わせた歯磨きの進め方
  3. 10ヶ月・1歳頃の赤ちゃんが歯磨きを嫌がる理由
  4. 仕上げ磨きの姿勢と痛がらせないコツ
  5. フッ化物配合歯磨剤はいつから?濃度と使用量
  6. 赤ちゃん用・仕上げ磨き用歯ブラシの選び方
  7. 歯科医院で相談できること
  8. 赤ちゃんの歯磨きに関するよくある質問

赤ちゃんの歯磨きはいつから始める?

歯磨きを始める目安は、最初の乳歯が歯ぐきから見え始めたときです。多くは生後6〜9か月頃に下の前歯から生えますが、歯が生える時期や順番には個人差があります。

乳歯が生え始めた直後は、ガーゼやコットンで歯に優しく触れ、お口を触られることに慣れる練習から始めます。歯ブラシに慣れてきたら、小さなヘッドの乳児用歯ブラシを使った保護者による歯磨きへ移行しましょう。

月齢ではなく「歯が生えたか」で判断します

生後6か月でも歯がまだ生えていない場合、むし歯予防を目的とした歯磨きは必要ありません。唇や頬、歯ぐきに清潔な指で優しく触れるなど、お口を触られる練習をしておくと、歯ブラシへの移行がしやすくなることがあります。

ガーゼだけで磨き続けてもよい?

生え始めの前歯が1〜2本だけの時期は、ガーゼやコットンを練習に使えます。ただし、歯垢は歯の表面に付着するため、歯ブラシに慣れてきたら毛先を使った歯磨きへ移行します。

市販の歯磨きシートも外出時や歯ブラシを使えないときには便利ですが、毎日の歯ブラシの完全な代わりになるものではありません。

月齢・発達に合わせた歯磨きの進め方

時期の目安 歯の状態 ケアのポイント
歯が生える前 乳歯がまだ見えていない 頬や唇、歯ぐきへ優しく触れ、お口を触られる練習をします。毎回ガーゼで拭く必要はありません。
最初の歯が生えた頃 下の前歯が1〜2本見えることが多い ガーゼやコットンから始め、乳児用歯ブラシへ少しずつ移行します。
生後9〜11か月頃 上下の前歯が増えてくる 短時間の仕上げ磨きを続けます。900〜1000ppmFの歯磨剤を米粒程度使用します。
1歳〜1歳6か月頃 前歯が増え、奥歯が生え始めることがある 奥歯の溝や、歯と歯が接触している部分の磨き残しに注意します。
2歳〜3歳頃 乳歯20本がそろっていく 子ども自身の歯磨きを習慣づけながら、保護者が必ず仕上げ磨きを行います。必要に応じてデンタルフロスも使います。

歯の生える時期や順番については、赤ちゃんの乳歯が生える順番と歯ぐずりを解説した記事もご覧ください。

10ヶ月・1歳頃の赤ちゃんが歯磨きを嫌がる理由

赤ちゃんが泣く理由を一つに決めることはできません。次のような原因が重なっている場合があります。

歯ブラシの感触に慣れていない

お口の中は感覚が敏感な場所です。歯ブラシの毛先やヘッドが入ること自体を、不快に感じる赤ちゃんもいます。最初は数秒から始め、無理に長時間続けないようにしましょう。

歯ブラシの毛先が歯ぐきや上唇小帯に当たっている

上の前歯の中央には、上唇と歯ぐきをつなぐ「上唇小帯」があります。赤ちゃんは上唇小帯が前歯の近くまで付いていることが多く、毛先が当たると痛がる場合があります。

歯ブラシが大きい、毛が硬い、力が強い

ヘッドが大きい歯ブラシや硬い毛を使うと、頬や歯ぐきへ当たりやすくなります。また、しっかり磨こうとして力が入りすぎると、痛みや不快感につながります。

眠い、空腹、遊びたいなどタイミングが合っていない

眠気や空腹が強いときに歯磨きを始めると、普段より嫌がりやすくなります。機嫌がよい時間に練習し、就寝前は短時間で終えられるようにすると続けやすくなります。

頭や体が不安定で怖い

立ったまま追いかけて磨いたり、赤ちゃんの頭が急に動く状態で磨いたりすると、歯ブラシが歯ぐきへ当たる危険があります。頭を安定させ、口の中が見える姿勢で行いましょう。

歯磨きを嫌がる原因を確認します

毎日泣く場合は、磨き方だけでなく
お口の状態も確認しましょう

歯ブラシの選び方や力加減のほか、歯ぐきの腫れ、口内炎、歯の生え方などが関係している場合もあります。尼崎で赤ちゃんの仕上げ磨きにお困りの方は、実際に使用している歯ブラシをお持ちください。

お電話でのご予約:06-6481-2181

仕上げ磨きの姿勢と痛がらせないコツ

頭を安定させて口の中が見える姿勢にする

保護者が床やソファへ座り、子どもの頭を膝や太ももの上に乗せる「寝かせ磨き」は、口の中を確認しやすい姿勢です。頭が急に動かないよう安定させますが、腕や体を強く押さえつけ続けることは避けましょう。

赤ちゃんが寝かせ磨きを強く嫌がる場合は、抱っこした状態で頭を胸へ預けるなど、安全に口の中が見える姿勢を試します。

上の前歯は上唇小帯を指で保護する

上の前歯を磨くときは、利き手と反対側の人差し指で上唇を優しく持ち上げます。指の腹を上唇小帯の近くへ添え、毛先が直接当たらないようにしながら、左右の前歯を分けて磨きます。

指を添えても痛みを完全に防げるとは限りません。出血、腫れ、口内炎などがある場合は無理に磨かず、歯科医院へ相談してください。

歯ブラシは鉛筆のように持ち、小さく動かす

仕上げ磨き用歯ブラシは、鉛筆を持つように軽く握ります。毛先を歯面へ当て、細かく小さく動かしてください。歯ぐきが白くなるほど強く押し付ける必要はありません。

短時間でも毎日続ける

「何秒なら十分」と一律にはいえません。赤ちゃんが嫌がる場合は、むし歯になりやすい上の前歯や奥歯など、磨く場所を分けて短時間で行います。慣れてきたら、少しずつ磨く範囲を増やしましょう。

終わったらできたことをほめる

泣かなかったことだけを成功と考える必要はありません。「お口を開けられた」「前歯を磨けた」など、できたことを声に出してほめます。歌や決まった声かけを取り入れ、毎日の流れを一定にするのも一つの方法です。

歯ブラシを持たせたまま歩かせないでください

子どもが自分で歯ブラシを持つ場合は、必ず座らせ、保護者が近くで見守ります。転倒による喉突き事故を防ぐため、歩く・走る・遊ぶときは歯ブラシを持たせないでください。

フッ化物配合歯磨剤はいつから?濃度と使用量

フッ化物配合歯磨剤は、最初の乳歯が生えたら使用できます。ぶくぶくうがいができるようになるまで待つ必要はありません。飲み込む量を抑えるため、年齢に合った濃度と使用量を守ります。

年齢 推奨濃度 1回の使用量 使用方法
歯が生えてから2歳 900〜1000ppmF 米粒程度(1〜2mm) 就寝前を含め1日2回。磨いた後にティッシュなどで軽く拭き取っても構いません。
3〜5歳 900〜1000ppmF グリーンピース程度(約5mm) 就寝前を含め1日2回。軽く吐き出し、うがいをする場合は少量の水で1回にします。
6歳以上 1400〜1500ppmF 歯ブラシ全体(1.5〜2cm) 就寝前を含め1日2回。軽く吐き出し、うがいは少量の水で1回にします。

赤ちゃん用と書かれた製品でも、フッ化物が配合されていないものや、濃度が異なるものがあります。パッケージに記載されたフッ化物濃度を確認してください。

ジェル・スプレー・ペーストのどれがよい?

剤形よりも、フッ化物濃度と使用量が重要です。ジェルやスプレーだから飲み込んでも無制限に安全というわけではありません。子どもがチューブや容器から直接口へ入れないよう、保護者が適量を出し、手の届かない場所に保管してください。

歯科医院のフッ化物歯面塗布はいつから?

歯が生え始めた後は、歯科医院でフッ化物歯面塗布について相談できます。ただし、開始時期や実施間隔は、歯の本数、むし歯のリスク、食生活、ご家庭でのフッ化物配合歯磨剤の使用状況などによって異なります。

すべての赤ちゃんに「3か月ごと」が必要とは限りません。歯科医師や歯科衛生士と相談し、お子様に合った受診間隔を決めましょう。

赤ちゃん用・仕上げ磨き用歯ブラシの選び方

子どもが自分で持つ歯ブラシと、保護者が使う仕上げ磨き用歯ブラシは、目的が異なります。可能であれば2本を使い分けます。

子どもが自分で持つ歯ブラシ

  • 対象月齢・年齢が合っている
  • 喉突き事故を防ぐ安全プレートや柔軟な構造がある
  • 握りやすく、毛先が開いていない
  • 使用中は必ず保護者が見守る

保護者が使う仕上げ磨き用歯ブラシ

  • ヘッドが小さく、口の中を見やすい
  • 柄が長く、鉛筆のように持ちやすい
  • 毛の硬さは「やわらかめ」または製品の対象年齢に合ったもの
  • 毛先が開いたら交換する

子どもが噛んで毛先がすぐに開く場合もあるため、仕上げ磨き用は別に保管すると使いやすくなります。

デンタルフロスはいつから必要?

歯と歯の間にすき間があり、毛先が届く場合は、歯ブラシを中心にケアします。奥歯や前歯が隙間なく接してきたら、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを落としにくいため、子ども用のデンタルフロスを取り入れます。

使い方が分からない場合は、歯科医院で確認してください。無理に歯ぐきへ押し込まないようにしましょう。

歯科医院で相談できること

赤ちゃんの歯科受診は、むし歯ができてからでなくても構いません。最初の歯が生えた後は、次のような内容を相談できます。

  • お口に合った歯ブラシとフッ化物配合歯磨剤の選び方
  • 寝かせ磨きや抱っこ磨きの姿勢
  • 上唇小帯へ毛先を当てない磨き方
  • 歯の生え方、歯の色、歯ぐきの状態
  • デンタルフロスを始めるタイミング
  • 間食、甘い飲み物、夜間授乳とむし歯リスク
  • 歯科医院で行うフッ化物歯面塗布の必要性

クスノセ歯科医院の診療方針については、小児歯科のご案内をご覧ください。

赤ちゃんの歯磨きに関するよくある質問

10ヶ月の赤ちゃんが歯磨きで大泣きします。無理に磨くべきですか?

強く押さえつけて長時間磨き続けることは避けましょう。ただし、泣くたびに歯磨きを中止すると、毎日の清掃が難しくなります。頭を安全に安定させ、力加減や歯ブラシの大きさ、上唇小帯へ当たっていないかを確認し、短時間から続けます。

口内炎、歯ぐきの腫れ、出血、歯の痛みなどが疑われる場合は、無理に磨かず歯科医院へ相談してください。

赤ちゃんの歯磨きは1日何回ですか?

4学会合同の提言では、歯が生えてからフッ化物配合歯磨剤を使い、就寝前を含めて1日2回磨くことが推奨されています。特に就寝前は忘れないようにしましょう。

授乳後、毎回ガーゼで拭く必要がありますか?

授乳のたびに毎回ガーゼで拭く必要はありません。歯が生えた後は、フッ化物配合歯磨剤を使った1日2回の歯磨きを基本にします。

夜中の授乳が頻回に続くと、むし歯リスクが高くなることがあります。授乳の継続方法は家庭の状況によって異なるため、歯磨きや食生活を含めてかかりつけ歯科医へ相談してください。

フッ化物配合歯磨剤は、うがいができなくても使えますか?

使用できます。歯が生えてから2歳までは、900〜1000ppmFの歯磨剤を米粒程度使用します。磨いた後にティッシュなどで軽く拭き取っても構いません。

仕上げ磨きは何歳まで必要ですか?

少なくとも小学校低学年の8歳頃までは、就寝前に保護者が仕上げ磨きを行うことが推奨されています。その後も、子どもだけで磨いたときに磨き残しが多い場合や、永久歯への生え替わり中は、保護者が確認してください。

尼崎で赤ちゃんの歯磨き・仕上げ磨きを相談したい方へ

赤ちゃんの歯磨きは、最初から完璧にできなくても問題ありません。最初の乳歯が生えたら、お口を触られることに慣れる練習から始め、少しずつ歯ブラシへ移行します。

フッ化物配合歯磨剤は、歯が生えたら使用できます。歯が生えてから2歳までは900〜1000ppmFを米粒程度使用し、就寝前を含めて1日2回磨きましょう。

歯ブラシを入れると毎回強く痛がる、出血や腫れがある、磨き方が合っているか分からないといった場合は、尼崎市東難波町のクスノセ歯科医院へご相談ください。

尼崎の小児歯科 クスノセ歯科医院

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尼崎市東難波町5-2-16
阪神尼崎駅から徒歩10分
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参考情報

本記事は、一般的な情報提供を目的としています。個別の診断や治療に代わるものではありません。歯の生え方やお口の状態には個人差があるため、気になる症状がある場合は歯科医師へご相談ください。

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