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    実りの秋、食欲の秋です。外出制限がないことはいいことですね。いつでも自由に美味しいものを食べに行けます。でもお酒の飲みすぎに注意しましょう。

     

    さて今回は入れ歯についてです。

     

     

    入れ歯でおいしく食べるためには、噛む力を残っている自分の歯と入れ歯にバランス良く負担させることが大切になります。入れ歯には、歯がすべてない患者さん向けの総入れ歯と、歯が何本か残っている患者さん向けの部分入れ歯があります。

     

     

    総入れ歯では、噛む力がすべて入れ歯の底を介して歯ぐきの土手のような部分で負担することになりますが、残っている歯がある場合、歯の根の周りには噛み心地を感じる組織があり、この噛み心地をうまく入れ歯と連携させることがよく噛める入れ歯につながります。

     

     

    部分入れ歯では、ガタガタせず、残っている歯に噛む力を分担させると噛みやすい入れ歯になります。そのため、入れ歯が動かないように、残っている歯にクラスプというバネをかけて固定します。しかし、クラスプが劣化して広がったり、曲がったり、折れたり、入れ歯の底が密着している歯ぐきや顎の骨がやせ細るなどして、少しずつ形が変わります。入れ歯が動かないように、残っている自分の歯にクラスプを強く締めたり、無理な力を負担させ過ぎると残っている歯が次々とだめになっていく心配もあります。また、入れ歯がガタガタしていても残っている歯はだめになります。

     

     

    入れ歯はクラスプに指をかけて口から外したり、クラスプの場所に注意して着ける必要があり、操作が難しいことも少なくありません。そのうえ、金属のクラスプが歯に被さるので見た目にも美しくないことがあります。だからといって、入れ歯を入れずに歯がないまま放っておくと、隣の歯が傾いて寄り、噛みあわせの相手の歯が伸び、歯と歯の間が広がり、汚れがたまり、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。噛み合わせのバランスが崩れ、顎関節症になることもあります。歯だけの問題ではありません。発音、顔の表情、体のバランスをとる機能にも深く関係し、体と心の健康にも影響を与えます。

     

     

    入れ歯については、しっかりとした知識を身につけることが大切です。是非当院でご相談ください。

     

     

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