2020-01-07
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歯以外のお口の病気について・・・③
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
クスノセ歯科スタッフ一同、みなさまの健康のため、地域医療に貢献していきたいと思っております。
今回も歯以外のお口の病気についてのつづきです。
お口の中にも癌ができることがあります。癌ができる場所は舌が最も多く、次いで上下の歯ぐきに発生します。よく見える場所なので発見しやすいと思われがちですが、約70%はすでに進行してしまった状態で発見されています。
では、どのような症状に気をつけたらいいのでしょうか。
初期の癌の多くは痛くありません。口内炎のように見えるのに、あまり痛みがなくてなかなか治らない場合は注意が必要です。2週間経っても治らず気がついたときには癌がかなり進行していたということもあります。下や唇の感覚が鈍くなったり、びりびり痺れたりしたときには、検査を受けたほうがいいでしょう。そのほかに、鼻血が何度も出るような場合にも注意が必要です。
口の中の癌は、早期に発見していれば90%以上の方が治癒が望めます。口内炎がなかなか治らない場合は注意を怠らず、検査をうけましょう。まずお口の異常に気づいたら、歯以外でも当院でお気軽にご相談ください。