2019-05-14
クリーニング
中・高年期
検診
歯周病
歯磨きについて
歯周病って何?
ゴールデンウイークの10連休は終わりました。みさなんはどうでしたでしょうか?旅行、レジャーなどで楽しまれた方も自宅でゆっく過ごした方も、いずれにせよ5月の後半は働くことをおろそかにはできませんね。私も頑張って働くつもりです。
●今回からは歯周病についてです。
「りんごをかじると歯ぐきから血が出ませんか?」
昔、ずいぶん昔このようなフレーズがありました。皆さんの中に歯ぐきから血が出たという経験をした人は、どれくらいいますか?中高年の皆さんの中には、そのような経験をなされた方が多いのではないかと思います。それでは、歯ぐきから血が出るということは、どのようなことを意味しているのでしょうか?結論から言うと、歯ぐきから血が出るのは歯周病の始まりのサインであることが多いのです。
歯周病とは、歯ぐき、歯の根の表面にあるセメント質、顎の骨のうち歯を支えている部分、歯と顎の骨を連結している膜など、歯の周りにある組織に起こる病気の総称です。以前は歯槽膿漏症とも呼ばれていましたが、最近ではほとんど使われなくなりました。
歯周病は、軽症の場合を歯肉炎、重症になった場合を歯周炎といいます。現在、歯ぐきに何らかの異常がある日本人は約7割に達し、特に働き盛りの中高年の約8割が歯周病にかかっていると言われています。
予防は難しくありません、歯医者さんで定期的にお口をクリーニングもらいましょう、それだけで防げる病気です。当院では毎日、優秀な歯科衛生士が活躍しています。