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2025-01-06

中・高年期

健康について

入れ歯

加齢

元気で長生きと歯の関係・・・①

2025年、明けましておめでとうございます。

みなさま、今年もよろしくお願いいたします。

クスノセ歯科はスタッフ一同、笑顔と感謝の気持ちを忘れず、

毎日前向きにやっていきます。

さて今回からは長生きについてです。

◎高齢社会の日本
老年人口が増え、日本は高齢社会を迎えています。それに伴って高齢者の生活のあり方に対する関心が高まり、健康で生きがいに満ち、社会の一構成員として充実した生活が求められています。

単なる長生きが目標であれば、時間だけを見ていけばよいことになり、たとえば、70歳代から寝たきりになって100歳まで生きた人のほうが、元気に社会生活を送り85歳まで生きた人よりも目標を達成したことになります。

しかし現在は、生活の質も重要だとされ、「元気で長生き」ということが理想とされています。このためには、楽しく食べることができる口の機能の維持が不可欠です。

◎食べることと脳の関係
食べることの目的は、生きていくために必要な栄養を摂ること、おいしいものを食べることで快感を得ること、「血液をサラサラにする」など食べ物の成分によって体をきれいにすること、友人や家族などと楽しい時間を共有することなどが考えられます。

これらの目的のなか、高齢期において重要なのは、必要な栄養を摂ることです。

十分に噛むことができない、あるいは自分自身の残っている歯の数が減ることは、食べる能力の低下を招き、噛むことを無意識に避けようとします。その結果として、食べ物の種類が少なくなり、栄養が偏り、健康でなくなる危険性があります。

さらに、高齢期に十分に食べる機能を維持していることは、脳の健康維持にも繋がると言われています。最近の研究によれば、残っている歯の数が少なくなり、食べる機能が十分に果たせなくなると、計算や思考、記憶と関係する脳の部分が衰えるとの報告があります。このことから考えれば、歯の数が減少し、食べる機能が損なわれることは、脳の健康も損なう危険があることになります。

高齢者の方は特にお口の定期的なメンテナンスが必要です。当院では優秀な歯科衛生士が在籍しております。健康な歯のために月に1回はクリーニングを心がけましょう。

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