2024-07-22
中・高年期
入れ歯
加齢
入れ歯とのつきあい方・・・①
蝉の鳴き声に本格的な夏の訪れを感じさせられるこの頃です。みなさんお元気でしょうか。毎日のこの暑さは大変ですが気持ちで乗り切っていきましょう。
さて今回も入れ歯についてのつづきです。
入れ歯は、使用する方が快適な食生活を送れるように、歯科医師が歯科技工士と協力して精魂込めて作っています。大量生産できるものではなく、一人ひとりの異なる口の状態に合わせてオーダーメイドで作ります。作り手の気持ちとしては、入れ歯を使う方が、歯を失う前と同じように日常生活を送れるようなものを作りたいと願っています。いわば、失われた歯を回復する人工臓器を作るような気持ちで取り組んでいます。
また、入れ歯は道具に近いものでもあるため、使うための知識や技術を身につけることによって、長く快適に使うことができるようになります。初めて入れ歯を使う場合や、入れ歯を新しくした場合、最初から思うように食べられることはまずありません。やわらかいものから順次確認しながら、普通の固さのものへと練習していってください。痛みや耐えられない不快感がなければ、長い時間口に入れておいたほうが早く慣れます。しかし、痛みがある場合は、はずして歯科医師に連絡してください。通常、最低でも数回の調整が必要です。
入れ歯について、何か気になることがあれば、お気軽に当院にご予約ください。患者様にあった最適な方法をご提案させていただきます。