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2024-05-01

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舌や粘膜の変化にも要注意

5月です、爽やかな風の心地いい季節となりました、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

さて今回は舌や粘膜の変化について、お話していきましょう。

加齢に伴って変化するのは、歯や歯ぐきだけではありません。中・高年期には口の中のほかの組織も変化を起こします。舌には味を感じる重要な役割がありますが、味が感じにくくなったり、味覚異常を感じる人が多くなります。加齢によって、味を感じる味雷(みらい)が委縮したり、味細胞の数が減ることが知られており、また、唾液の分泌が減り、食べ物がうまく溶かせないことも原因として考えられています。さらに、このような味覚にかかわる神経の異常やホルモンバランスの乱れは、口の中の痛み感覚の異常をも引き起こすことが知られています。また、免疫力の低下は、感染への抵抗力が弱くなることを意味しています。

口の中の粘膜では、不適切な入れ歯の使用によってカビが繁殖したり、過去に感染していったんは治まって身体の中に潜んでいたウイルスが、再び活動し出して炎症を起こしたりします。口の中を清潔に保つことには病的な変化を予防する効果があり、健康な状態を維持することにつながります。加齢とともに生じる変化をご理解いただき、予防に心がけていただきたいと思います。予防が最大の治療になります。

当院では歯周病予防のため、歯科衛生士による定期的なクリーニングをおすすめしています。是非ご相談ください。

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