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2024-04-01

中・高年期

健康について

加齢

歯並びについて

加齢による歯やお口の変化

春の気配もようやく整い、心躍る頃となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

来週には、各地で桜の花も咲きそろい、その美しい映像が流れることでしょう。

さて今回は中更年期の、加齢による歯や口の変化についてです。

中・高年期には、体の他の部分と同じように、口の中にもさまざまな変化が現れるようになります。加齢による変化に伴って、歯や歯ぐきに病的な変化が現れるようになり、歯がなくなったり、口の中の粘膜に異常が起きたりします。

歯は長年の噛み合わせにより、徐々に噛み合わせの面が擦り減って、ときにはひびが入ったり、割れたりします。歯が割れることには、噛み合わせの力だけでなく、加齢に伴って唾液の分泌が少なくなり、口の中が乾燥することも関係しています。歯の割れ方によっては、歯を残すのが難しく、抜歯が必要になることもあります。このように、歯が擦り減ることや唾液の分泌が少なくなって口が乾燥することは、ある程度は加齢による自然な変化と言えますが、歯が割れることにまで至ると、自然な変化ではなく、病的な変化と言えるでしょう。

噛み合わせの筋肉にも同じことが言えます。

加齢とともに筋力が衰え、疲れやすくなるのは自然な変化ですが、いつも弱い力で上下の歯を噛み合わせている癖があると、噛み合わせの筋肉に痛みを生じ、しつこい肩こりや頭痛の原因になることもあります。また、強い力で噛む癖のある人は、歯が大きく擦り減ったり、ぐらぐらしたり、あるいは割れて抜歯することで上下の顎の間の距離が短くなり、結果として噛み合わせの筋肉や顎の関節に病的な症状が現れるようになります。

噛み合わせで何か違和感を感じたときは、まず当院でご検診ください。

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