歯以外のお口の病気について・・・③

7月です。今年の梅雨明けは本当に早かったですね。暑さで体調を崩しやすい時期ですが、みなさんは大丈夫でしょうか？この時期は熱中症に要注意です。水分とミネラルを十分にとって、スタミナのある食事を食べるようにこころがけましょう。

今回も歯以外のお口の病気についてのつづきです

お口の中にも癌ができることがあります。癌ができる場所は舌が最も多く、次いで上下の歯ぐきに発生します。よく見える場所なので発見しやすいと思われがちですが、約70％はすでに進行してしまった状態で発見されています。

では、どのような症状に気をつけたらいいのでしょうか。

初期の癌の多くは痛くありません。口内炎のように見えるのに、あまり痛みがなくてなかなか治らない場合は注意が必要です。2週間経っても治らず気がついたときには癌がかなり進行していたということもあります。舌や唇の感覚が鈍くなったり、びりびり痺れたりしたときには、検査を受けたほうがいいでしょう。そのほかに、鼻血が何度も出るような場合にも注意が必要です。

口の中の癌は、早期に発見していれば90％以上の方が治癒が望めます。口内炎がなかなか治らない場合は注意を怠らず、検査を受けましょう。

まずお口の異常に気づいたら、歯以外でも当院でお気軽にご相談ください。