子どもの歯磨きはいつから始めたら良いか………④上達の時期

みなさんまだまだ厳しい暑さが続きますね。お盆休みはどう過ごされましたか？

今年はコロナ対策で自宅で過ごされた方々も多いと思います、まだ油断は禁物ですが、せめて気持ちだけは毎日元気にいきましょう。

乳幼児期の歯磨きには、以下の4段階に分けることができます、の今回は最終回になります。
①準備期(誕生～約6ヶ月)
②導入期(約6ヶ月～約1歳6ヶ月)
③習慣化の時期（約1歳6ヶ月～約3歳)
④上達の時期(約3歳～約5歳)

④上達の時期(約3歳～約5歳)について。
すでに乳歯は20本生え揃っています。食後すぐの歯磨きの習慣もつき、ブクブクう
がいもうまくなってきているこの時期に、歯磨きの必要性や意義をすこしずつ理解
させ、自分で上手に磨けるようにしていくことが大切です。
まずは歯ブラシを噛まないこと、同じ歯を繰り返し磨くことから始めます。
子どもが上手く磨けたら、いっぱいほめてあげてください。
それでも一番奥の歯などの磨きがまだ必要です。
また、この時期は歯と歯の間に汚れが溜まり、むし歯が増加しやすいので、デンタ
ルフロスと呼ばれる糸状の製品で汚れを落とし、フッ素入りの歯磨き剤も使用する
と良いでしょう。

以上のことをふまえて歯磨き・虫歯予防を楽しみながら行ってくださいね。

3歳までに歯医者に行った子は虫歯が少ないことが研究によりわかっています。かわいい子供さんは歯をけづることなく健康に育ってほしい。そう思われるなら、できるだけ早く当院に連れてきていただけませんでしょうか。